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盛り土と擁壁とは?倒壊・崩壊事故の予兆がないか確認するためのポイントを解説

2023年12月01日

盛り土と擁壁とは?倒壊・崩壊事故の予兆がないか確認するためのポイントを解説

2023610日に北海道登別市の傾斜地にある住宅の擁壁が倒壊し、数日間周辺住民が避難を余儀なくされる事故が発生しました。

 

幸いこの事故で負傷した方はいませんでしたが、20237月時点、倒壊した擁壁はまだ崩れたままとなっており、周辺住民は「また大きく崩れてしまうのではないか」と不安を感じるながら生活を送っています。

 

こういった状況に陥らないためには、定期的に盛り土や擁壁の安全性を確認し、適切なメンテナンスを施すことが重要です。

 

今回は「盛り土と擁壁の安全性を確認するポイント」について、「盛り土と擁壁の役割」も含めて解説していきます。

 

盛り土・擁壁がある場所に住んでいる登別市・室蘭市在住の方は、ぜひ参考にしてください

盛り土とは?

盛り土とは、「傾斜(斜面)のある土地に建物を建築できるように、土砂を盛って土地を平らにする工法」のことを指します。

 

傾斜面や地盤が低い土地を宅地造成する際に用いられており、そのままでは建物が建てられない土地でも、盛り土を行うことで建築が可能です。

 

ただし、盛り土した土部分はしっかりと固められているものの地盤が軟弱になりやすく、地震・盛土の自重による地滑りが起こりやすいといったデメリットがあります。

 

そのため、盛り土がしてある土地は、定期的な安全性確認が必要不可欠です。

 

盛り土の種類

 

 

盛り土の種類

特徴

山砂

・山にある粒の荒い土
・保水性がある
・一度固めると硬い土地を作れる

根切り土

・盛り土として再利用
・建築物の基礎を作るために地面を掘る工事のこと
・良質な土の場合のみ利用される

再生コンクリート砂

・使用済みコンクリートを破砕して粒度の調子・補足材を加えた再生資源
・資源の有効利用につながると注目されている

 

上記の表を見るとわかるように、盛り土の種類によって特徴が異なります。

 

例えば、山砂は盛り土の種類の中でも固まりやすい性質のものになっており、一度固めると硬い土地を作ることができるのが特徴です。

 

一方、根切り土はゴミなどの不純物が混じっていると盛土に利用できないため、良質の土の土地でしか利用することができません。

 

このように、それぞれ特徴が異なるため、土地の状況などを考慮して適切な素材を選択する必要があります。

盛り土の役割

 

盛り土には、以下の3つの役割があります。

 

l   地盤に積載される「上載荷重」を支える

l   台風や大雨によって河川が氾濫した際に、床上浸水を防ぐ

l   家の中を見られないようにする

 

したがって、盛り土は建築物の安全性を保つための非常に重要な要素です。

 

また、道路に面している住宅地や人通りの多いエリアの場合、盛り土工事を実施することで地盤を高くでき歩行者の視線を遮ることもできるため、プライバシー保護の役割も担ってくれます。

擁壁とは?

擁壁とは、「斜面の土が崩れないようにするためにつくられる壁状の構造物」のことです。

 

例えば、急斜面がある土地などの高低差のある土地に戸建てなどを建築する場合は、高い土地に荷重がかかってしまうと斜面の土が崩れてしまう可能性があるため、擁壁が必要不可欠になります。

擁壁とは、「斜面の土が崩れないようにするためにつくられる壁状の構造物」のことです。

 

例えば、急斜面がある土地などの高低差のある土地に戸建てなどを建築する場合は、高い土地に荷重がかかってしまうと斜面の土が崩れてしまう可能性があるため、擁壁が必要不可欠になります。

擁壁の種類

擁壁には、主に以下の5つの種類があります。

 

l   鉄筋コンクリート擁壁

l   練(ねり)積み造擁壁

l   重力式コンクリート擁壁

l   増し積み擁壁

l   空石積み擁壁 など

 

擁壁の種類によって特徴が異なります。

 

例えば、近年主流になっている「鉄筋コンクリート擁壁」は、その名の通りコンクリートの中に鉄筋を埋め込んでつくる擁壁で、強度が高いのが特徴です。

 

一方、空石積み擁壁は石やコンクリートで作ったブロックを積み上げただけの擁壁になっているため、強度が弱く適切な対策を講じることが必要不可欠です。

 

このように、擁壁の種類によって特徴が異なるため、まずは自身の自宅に設置されている擁壁の種類がどれに該当するのかを確認しておくようにしましょう。

擁壁の役割

前項でも解説したとおり、擁壁は「斜面の土が崩れてしまうのを留める」役割があります。

 

そのままでは土が崩れてしまう恐れがある土地に擁壁を設置することで、土の側面が崩れてしまうリスクを減らすことが可能です。

 

ただし、擁壁が設置されているからといって、必ずしも土地が崩れないとは限りません。

今回の登別市で発生した事故のように、いきなり崩れることもあります。

 

そのため、しっかりと安全性を確認して、不安な点があればすぐに専門家に診てもらうようにしましょう。

盛り土と擁壁で起こり得るトラブル

盛り土と擁壁がある所では、以下の2つのトラブルが発生する危険性があります。

 

l   盛り土が崩落する可能性がある

l   擁壁が倒壊する可能性がある

 

それぞれについて解説していきます。

盛り土が崩落する可能性がある

盛り土がなされている土地は、災害などが発生した際に「崩落する」可能性があります。

 

例えば、かなり降水量が多い豪雨が発生しまうと、盛り土の中に雨水が侵入してしまい、大規模な土砂崩れが発生しかねません。

 

実際、近年危険な盛り土が増えていることで、20235月に国が崩落防止に向けた盛り土規制法が施行されました。

 

この規制法は、国土交通省が自治体に危険性のある土地の所有者にむけて崩落防止の行政処分を躊躇なく行うように求めた内容になります。

 

仮に、所有している盛り土が危険な状況のまま放置している場合、迅速かつ適切な対策を講じないと何らかの処分対象になってしまうため、盛り土をしている土地の所有者の方は注意が必要です。

擁壁が倒壊する可能性がある

擁壁が設置してあることで起こり得るトラブルは、「倒壊」です。

 

登別市で発生した擁壁の倒壊事故は20237月時点でまだ原因が分かっていませんが、一般的には大雨などの災害などにより、擁壁が倒壊してしまう危険性があります。

 

仮に擁壁が倒壊した場合、その土地の所有者が賠償責任を負わなくてはなりません。

 

場合によっては、膨大な被害額を支払わなくてはならなくなってしまうため、所有している土地に擁壁がある方は、できるだけ未然に防ぐような対策を講じるようにしてください。

盛り土と擁壁の安全性を確認する際のポイント

上記で解説したように、盛り土と擁壁は身の安全を守る大事な役割を持つ反面、場合によっては命を脅かす存在にもなりかねません。

 

そのため、定期的に盛り土と擁壁の安全性を確認することが重要です。

 

ここでは、盛り土と擁壁別にそれぞれの安全性を確認する際のチェクポイントについて解説していくので、参考にしてみてください。

 

盛り土のチェックポイント

擁壁のない盛り土の安全性を確認する際は、以下の3点を確認してみてください。

 

l   自宅周辺の道路に大きな亀裂が入っていないか確認する

l   道路が沈下していないか確認する

l   道路脇の側溝の継ぎ目がずれていないか確認する

 

上記のいずれかの症状が出ている場合、盛り土が危険な状況の可能性が高いです。

そのため、どれか1つでも該当するものがあった場合はすぐに専門家などに相談し調べてもらうようにしましょう。

擁壁のチェックポイント

擁壁の安全性を確認する際は、以下の7点を確認するようにしましょう。

 

l   大きな亀裂が入っていないか確認する

l   継ぎ目が前後や上下にずれていないか確認する

l   水がしみ出しコケや草が生い茂っていないか確認する

l   ふくらみがないか確認する

l   水抜き穴が土砂や植物で詰まっているか確認する

l   晴れている日に水がしみ出していないか確認する

l   しみ出している場合、水の色が赤茶色をしているか確認する

 

盛り土と同様に、設置している擁壁に上記のいずれかの症状が出ている場合、倒壊する危険性が高い状態に陥っている可能性があります。

 

晴れの日でないと危険な兆候の有無をチェックできないポイントもあるので、数日に分けて入念に確認をおこなってみてください。

安全性を調べる際の注意点

上記で、盛り土と擁壁の安全性を確認する際のチェックポイントをご紹介しましたが、自身で確認する際は、必ず国土交通省が公表している資料を参考にチェックするようにしてください。

 

具体的には、国土交通省が公表している「盛土等の安全対策推進ガイドライン」と「我が家の擁壁チェックシート(案)」の資料です。

 

これらの資料には、盛り土と擁壁それぞれのどのポイントを確認すれば良いのかが細かく明記されているため、より正確にチェックをすることができます。

 

まとめ

20236月に登別市で擁壁が倒壊し、数日間周辺住民が避難するという事故が発生しました。

 

20237月時点、1ヶ月以上が経過しても倒壊した擁壁はまだ適切な対策が講じられておらず、周辺住民の方は不安な日々を過ごしています。

 

こういった事態に陥らないためにも、定期的に倒壊・崩落事故の予兆がないか確認するのが重要です。

 

定期的に確認すれば、すぐに異変に気づくことができるため、大事故に発展する前に対処することができます。

 

今回この記事でご紹介した「盛り土・擁壁の安全性を確認するポイント」を参考に、盛り土と擁壁の確認を行なってください。

 

なお、不動産の売買やご相談などは、ぜひ弊社までご相談ください。

 

数多くの不動産取引に携わった知識と実績があるため、あなたの力になることができます。

 

不動産に関するお悩みをお持ちの登別市・室蘭市在住の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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