理想のマイホームを持つ。それをある種の夢と位置付けておられる方も多いでしょう。
本人とその家族だけではなく、うまくいけばその次の世代さらにその先まで受け継がれる可能性もある財産です。持ち家というのはそれほど、魅力的なものだと思います。
今回はそんな新しくマイホームを購入し生活する場合、どのように理想のライフスタイルを追求していくべきかについて述べていきたいと思います。
家というのは住むだけではありません。家族の憩いの場所でもあり、ライフスタイルの充実度を決定付ける重要なファクターでもあります。
もちろん新築もあれば中古物件もあり、条件も様々。人によってその選択肢は大きく変わります。
では、その中でも共通して重要なこととは一体何でしょうか。
まずは、その持ち家での快適さを保ち続け、理想のライフスタイルを実現するためのしっかりとした設備が必要です。家具やキッチンの様な表面的に目立つ部分だけでなく、排水設備や給湯器類など、一見して目に見えない部分にも気を配り、定期的に点検交換も行わなくてはなりません。
そして、それ以上に重要なのが間取りです。間取りは簡単にリフォーム、というわけにはいきません。
もちろん、全く不可能というわけではありませんが、費用的な意味合いで効率が非常に悪いので、特に購入前には気を付ける必要があります。
お子様が何人いらっしゃってこれからどう成長していくのか。部屋数はいくつで、どれくらいの広さが必要になってくるのか。
それぞれのご家庭の求めておられるライフスタイルによって大きく変化しますので、うまく見極めるのが重要になってきます。
最後に、当然ではありますが、立地条件も外せない項目の一つです。
どこの学校や勤務地に通うのか、どこで買い物をしてどこで休日を過ごすのか、結局のところ、こちらもどういうライフスタイルを望むのか、で基準が変わってきます。
何より忘れてはならないのは、最初に述べた通り、次世代まで繋がっていく可能性すらありえるのです。それも想像してご自分の人生だけでなく、色んなストーリーを想像していくこともマイホームを持つ上での醍醐味と言えるでしょう。
家という一つの拠点をより良い安らげる場所とするにはいくつものポイントがあります。
ご家族のこれからの生活習慣や趣味趣向も加味しながら、ずっとここにいたい、そして何かあっても戻ってきたい、そう思えるような環境づくりを意識して行っていくことが重要になってきます。
前述で少し述べましたが、まずは設備の充実を検討してみてはいかがでしょうか。
ゆっくり入れる浴槽があるか、エアコンはきちんと快適に作動するのか、冬場の家族団らんに使用するリビングの床暖房があるか。何が必要かを見極め、「不自由を失くす」という発想ではなく、ポジティブに「快適な生活を追求する」という意識で取り組めば、楽しく向き合うことができます。
次に、家具やインテリアに目を向けてみるのもお勧めです。
人間はどうしても「慣れて」しまう生き物です。
生きていくために環境に順応し、変化するのを恐れる傾向にあります。もちろん、マイホームというのは落ち着ける場所が大前提ですから、頻繁に内装が変わったりすれば安心できる場所という観点からは趣旨が変わってしまいますが、全く同じ状態というのもよくありません。
人間関係などもそうですが、「慣れ」がマンネリを生み、「飽き」が来てしまうことにより、結局、その場所に留まるのが苦痛になってしまうのです。適度に刺激を与える意味でも、家具やインテリアを変更し、新鮮味を刺激として与えながら、快適なライフスタイルを追求してきましょう。
そして、最後は環境の変化です。
家というのは建物のことだけを考えればいいのではありません。
特に周辺環境は刻一刻と時代の流れとともに変化します。そして、その多くはご自身ではどうにもならない変化の事が大半でしょう。突然近くに高層マンションが建って日当たりが、というようなトラブル。逆に近所にたくさんスーパーや商業施設ができて非常に快適になってきた、等々。
事前にある程度予測ができる土地もあるとは思いますが、それでも絶対はありません。
そして、お子様の進学やご自身の転勤など、周辺環境以外にも人生設計などの変化も確実に起こってくることでしょう。
そういった環境の変化に対して、「家」という狭い視点で考えるのではなく、「家」も含めたご自身とご家族のライフスタイル(人生の価値観)として受け止め、個々の事例に相対していくことが理想のライフスタイルの実現に大きく寄与してくると思います。
弊社では、そういったお客様の理想のライフスタイルの実現に向けて、物件選びやそして次のステージに行くための物件売却等、様々な場面での献身的にサポートを随時行って参ります。
お気軽にご相談いただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。