不動産を購入する際、多くの人が20年、30年といった長期のローンを組みます。しかし、変化の激しい現代社会では、購入当初に想定していた生活環境から大きく変わってしまうこともありますよね。
生活環境の変化から、大切な資産を売却してでも現金が必要になることもあると思います。
この記事を読んでいるあなたも、リースバックの不動産売却による資金調達を検討しているのではないでしょうか。
リースバックとは、不動産を売却後もそのまま住み続けることができる売却方法の1つです。「すぐに現金が必要、でもマイホームを手放したくない…」そんな人はリースバックによる不動産の売却が向いているかもしれません。
ただし、リースバックの仕組みは単純ではないため、時にはトラブルが生じることもあります。
ここでは、リースバックによる不動産の売却で失敗しないために、仕組み、メリット・デメリット、起こりやすいトラブルについての解説です。
リースバックは、不動産を売却してもそのまま住み続けることができるため、それに付随したメリットが多数あります。また、不動産を売却した後は所有権が新しい所有者へ移転するため、固定資産税や住宅ローンと言った、不動産を所有している上でのわずらわしさからも解放されます。
再売買予約権を設定しておけば、売却したマイホームを将来的に買い戻すことも可能です。「マイホームに愛着があるものの、今はどうしても現金が必要」という人には大きなメリットでしょう。
リースバックによる不動産の売却は、売却後もマイホームに住み続けられる便利な方法です。しかし、仕組みが単純でないことから、さまざまなトラブルが生じる場合があります。
リースバックによる不動産の売却を検討している人は、しっかりと契約内容や仕組みを理解しておくことが大切です。