家を売る際、仲介手数料や不動産売却にかかる税金、不動産抹消登記費用など色々な費用がかかります。
その計算方法をまとめましたので、参考に御覧ください。
・仲介手数料
・印紙税
・抵当権抹消登記費用
・相続登記費用
・住宅ローン返済費用
・譲渡取得税
・その他
200万円以下の場合
(売却価格 × 5%) + 消費税10%
200万円を超えて400万円以下の場合
(売却価格 × 4%+2万円)+ 消費税10%
400万円を超える場合
(売却価格 × 3%+6万円)+ 消費税10%
ただし、平成30年1月1日の宅建業法一部改訂により、400万円以下の不動産売買の仲介手数料の上限が18万円となりました。
売主に適用される場合は不動産会社から説明がありますので注意してください。
売買価格が
10万円を超え 50万円以下 | 200円 |
50万円を超え 100万円以下 | 500円 |
100万円を超え 500万円以下 | 1,000円 |
500万円を超え 1,000万円以下 | 5,000円 |
1,000万円を超え 5,000万円以下 | 10,000円 |
5,000万円を超え 1億円以下 | 30,000円 |
1億円を超え 5 億円以下 | 60,000円 |
5億円を超え 10億円以 | 160,000円 |
10億円を超え 50億円以下 | 320,000円 |
50億円を超えるもの | 480,000円 |
個人で1000円くらいで可能ですが、手続きが難しく基本的には司法書士へ依頼することをおすすめいたします。
依頼する場合、司法書士の方への手数料も含めて1万円~3万円程度が目安になります
相続登記を行う場合、発生する費用は大きく分けて3つ。登録免許税と書類発行費用、そして司法書士の依頼料となります。
登録免許税 登録免許税=固定資産税評価額×0.4%
書類発行費用 役所によって発行費用は異なりますが、5000円~2万円程度
司法書士の依頼料 事務所や相続手続きの複雑さにより異なりますが、基本的には5~8万円程度となります。
住宅ローンの残債がある場合、売却までに一括繰り上げ返済する必要があり、銀行での手続きに手数料が必要になります。
金額は銀行によって変わりますが、北海道銀行で33,000円、北洋銀行で16,500円~55,000円がかかります。
詳しくは、各銀行へのお問い合わせをお願いいたします。
売却の決済と同時に返済するという方法も可能です。
不動産会社とタイミングの調整を打合せすると良いでしょう。
譲渡所得税とは、不動産を売却した際に得た利益に課される税金のことで、所得税と住民税のことを意味しています。
所有期間 | 所得税 | 住民税 | 復興税 | 合計 | |
短期譲渡 | 5年以下 | 30% | 9% | 0.63% | 39.63% |
長期譲渡 | 5年超え | 15% | 5% | 0.315% | 20.315% |
しかし、売却する不動産がマイホームの場合、控除や特例制度の適用を受けて税額の負担を軽減することが可能です。
今回は、不動産を売却する際に受けられる特例制度の中でも、3000万円の特別控除の詳細を解説します。また、3000万円の特別控除と併用できる特例制度、併用できない特例制度も解説するのでぜひ参考にしてください。
■ 引越しや動産処分にかかる費用
■ リフォームや修繕費用
■ ハウスクリーニング費用
■ 測量費用
などがかかりますが、物件によって必要な費用が変わりますので、査定時に確認していただければと思います。